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入店しやすい店・しにくい店の違いとは?初めて客の“心理の壁”を下げる飲食店の外観・入口改善ガイド【集客】

なぜ「入店しやすさ」で集客が変わるのか

飲食店の集客は、料理のおいしさだけで決まると思われがちですが、実は入る前に勝負がついていることが多いです

特に初めてのお客さんは味を知らないので、「失敗したくない」「高かったらどうしよう」「雰囲気が合わなかったら気まずい」といった不安を抱えています。

だからこそ、店の前で安心材料が見える店ほど、ドアが開きやすいのです。

入店しにくい店で起きている“3つの不安

お客さんは店を見た瞬間に「認知 → 興味・比較 → 判断」と一気に考えを進めています。

ここで不安が残ると、どれだけ良い店でもスルーされやすくなります。

1) 中の様子がわからない不安

店内が見えない、薄暗い、入口が閉鎖的

これだけで「なんか怖いかも」「常連ばかりかも」と感じやすい。

逆に、外から雰囲気がわかると心理的負担が軽くなります。

2) 何が食べられるか・いくらかがわからない不安

「看板を見てもジャンルが曖昧」「メニューや価格が見えない」状態は、初めて客にとって大きなブレーキです。

何が食べられるかが一目で分かり、価格帯のイメージがつかめるほど入りやすくなります。

3) ルールや客層がわからない不安

「おひとり様は大丈夫?」「子連れOK?」「禁煙?喫煙?」など、入店前に分からないと迷いが増えます。

逆に歓迎メッセージが見えると、背中を押せます。

入店しやすい店の共通点は「安心が外に出ている」

入りやすい店は、外観=ファサードで店の個性・入り口・情報が整っています。

ファサードは「店の顔」で、第一印象と集客に直結する重要ポイントとされています。

ここからは、改善の優先順位が高い順にまとめます。

今日から効く!入口・外観の改善ポイント(優先順位つき)

優先1:メニューと価格を入口で見せる

全部出す必要はありません。まずは

  • 人気No.1
  • ランチの代表メニュー
  • 看板商品の価格(例:ラーメン◯◯円〜、定食◯◯円〜)
    この3つでOKです。価格帯が分からない店は入りづらい、という指摘もあります。

優先2:「何の店か」を一言で伝える看板にする

看板は店名だけでなく、コンセプト・雰囲気・強みを伝える役割があります。

さらに、夜は照明で視認性を上げるのも有効です。
ポイントは「情報を詰め込みすぎない」

通行人が見るのは一瞬なので、伝える言葉は絞るほど強くなります。

優先3:店内の“見え方”を整える(見える=安心)

ガラス面、広い開口部、テラス席、ドアを開けておく…など、外から中が感じられるだけで入店ハードルは下がります。

ただし、店内が暗いと逆効果になりやすいので照明もセットで見直しましょう。

優先4:照明で「やってる感」と「温度感」を出す

夜営業は特に、照明が入口の印象を大きく左右します。

電球色は温かみが出て料理もおいしそうに見えやすい、など光の設計には基準があります。

優先5:清潔感は“入口5m”が命

お客さんは、入口まわりの手入れから店全体の管理状態を無意識に推測します。

窓・床・のれん・メニューボードの色あせなど、入口5mを重点的に整えるのがおすすめです。

3分でできる「入りやすさ」チェックリスト(10項目)

店頭に立って、◯×でチェックしてみてください。

  1. 何の店か(ジャンル)が3秒で分かる
  2. 人気メニューが外で見える
  3. 代表メニューの価格帯が分かる
  4. 店内の雰囲気が外から想像できる
  5. 入口が明るい(暗くて怖い印象がない)
  6. 看板の文字が読みやすい(詰め込みすぎていない)
  7. 営業時間・定休日がすぐ見つかる
  8. 「おひとり様歓迎」「子連れOK」などの一言がある
  9. 入口周りが清潔(ガラス・床・掲示物)
  10. 今行く理由(季節限定・ランチ・ハッピーアワー等)が出ている

さらに精度を上げる裏ワザ:店頭を白黒で撮影する

「うちはちゃんと目立ってるはず」と思っても、実際は看板文字が背景に埋もれていたり、照明がムラだったりします。

白黒撮影で色の情報を消すと、視認性の問題が浮き彫りになりやすいと紹介されています。

スタッフで写真を共有して「お客さんならどう感じるか」を話すと改善点が出やすいです。

さいごに|入りやすい店”は、安心を外に出している

入りやすい店と入りにくい店の差は、センスよりも情報設計です。

  • 何が食べられるか
  • いくらくらいか
  • どんな雰囲気で、誰が入りやすいか

この3つを入口で伝えられれば、初めて客の不安は一気に減ります。

外観・看板・照明・メニュー掲示は「店の顔」

まずは入口まわりから整えて、ウォークイン(ふらっと来店)を増やしていきましょう。

-マーケティング部